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2011年4月~2012年3月

TOPICS(2011年度)

パナソニック電工株式会社、凸版印刷株式会社、株式会社巴川製紙所 光学フィルムの事業提携と合弁会社設立のお知らせ

2011年7月4日

パナソニック電工株式会社
凸版印刷株式会社
株式会社巴川製紙所


 パナソニック電工株式会社(本社:大阪府 門真市 社長:長榮 周作 以下 パナソニック電工)、凸版印刷株式会社(本社:東京都 千代田区 社長:金子 眞吾 以下 凸版印刷)および株式会社巴川製紙所(本社:東京都 中央区 社長:井上 善雄 以下 巴川製紙所)はスマートフォンなどのモバイル機器や液晶ディスプレイなどに使用される光学フィルムにおける事業提携に合意し、本日、反射防止フィルム(※1)などの製造を行う合弁会社設立に関する契約を締結しましたので、下記の通りお知らせします。

  • 背景
     需要拡大が進むスマートフォン、タブレットPCなどのモバイル機器に搭載されるタッチパネルの市場は今後もさらに成長が見込まれます。また、液晶ディスプレイ市場においても新興国を中心にその需要は堅調に推移しています。これらの市場動向を受け、今後も反射防止フィルムの需要は拡大するとともに、電子機器の高性能化に対応するために光学特性などのさらなる機能向上が求められます。

  • 事業提携および合弁会社設立について
     パナソニック電工は光学フィルムにおける独自の樹脂設計技術に強みを持ち、また、凸版印刷および巴川製紙所は独自のフィルム塗工技術と商品開発力に強みを持っています。 三社は、それぞれの強みを戦略的に融合させることによる新たな高機能製品の創出や市場競争力の強化という点で、シナジー効果が図れると判断し、光学フィルムに関する事業提携に合意し、反射防止フィルムなどの製造を行う合弁会社(以下 新会社)の設立に関する契約を締結するに至りました。

  • 新会社の概要
    (1)名称     パナソニック オプティカルフィルム株式会社
    (2)所在地    三重県四日市市泊小柳町2番3号
    (3)事業内容   反射防止フィルムなどの製造
    (4)資本金    10億円
    (5)出資比率   パナソニック電工 51% 凸版印刷 44% 巴川製紙所 5%
    (6)設立予定日  2011年8月1日
    (7)決算期    3月31日
    (8)売上目標   100億円(2014年度)
    (9)量産開始時期 2012年8月

  • 三社の当該事業におけるこれまでの経緯と今後の狙い
    パナソニック電工は、「樹脂設計技術」や「ナノ粒子の均一分散技術(※2)」などに強みをもち、光触媒コーティングなどで長年培った「無機コーティング材料技術(※3)」を融合させて、光学特性に優れた反射防止フィルムを開発してきました。今後、先端材料開発で競争力のあるデバイスの創出に貢献するとともに、光学フィルム事業を電子材料の基幹事業とすべく取り組んでいきます。

    凸版印刷は、クリアLR(Low Reflection:低反射)フィルム(※4)のコーティング技術に強みを持ち、液晶ディスプレイ用反射防止フィルム事業を拡大してきました。またAG(Anti Glare:防眩)フィルム(※5)の商品開発力に市場評価が高い巴川製紙所との資本・業務提携を経て、製造会社(株式会社トッパンTOMOEGAWAオプティカルプロダクツ)を設立し、反射防止フィルムの商品ラインナップと生産能力の拡充および、販売網の強化を進めてきました。

     今回の事業提携により、3Dディスプレイなどに求められる高精細化、低消費電力ニーズに貢献する高透過率化、屋外使用時の視認性の向上などのさまざまな特長を有する高機能商品を共同開発し、製品ラインナップの拡充を図ります。また、パナソニック電工や凸版印刷のグローバル販売網を活用することで、光学フィルム事業のさらなる拡大を図り、業界の発展に貢献していきます。

※1 反射防止フィルム: ディスプレイの最表面に搭載され、外光の反射や映り込みなどを抑える光学フィルムのこと。
〈フィルム構造〉                 〈効果イメージ〉
    

※2 ナノ粒子の均一分散技術:撥水・撥油機能、光触媒機能、低屈折率機能、親水機能などを持つナノ粒子を均一に高耐久・高透明樹脂に導入する技術。優れたベース樹脂とナノ粒子の相互作用により、さらに高機能なコーティングおよびフィルムの設計が可能となる。

※3 無機コーティング材料技術:シリコーン樹脂設計及びナノ粒子複合技術により、劣化の少ない、ガラスのような構造を持ったSiO2を主成分とする高透明コーティング技術。表面エネルギー制御や屈折率制御が容易であり、防汚機能、反射防止機能などの設計が可能である。

※4 LRフィルム:光学干渉を利用して光の表面反射を低減させるための光学フィルム。光の透過率が上がり、画像コントラストが向上するほか、解像度も低下しない特長を持つ。

※5 AGフィルム:ハードコート樹脂にビーズ状の粒子を入れてフィルム表面に凹凸を形成することで反射光を散乱し、樹脂と粒子の屈折率の差による内部散乱効果で映り込みを防止する効果を持つ光学フィルムのこと。


【お問い合せ先】
パナソニック電工株式会社
報道からのお問い合わせ: 広報部(大阪)TEL:06-6909-7187 (東京)TEL:03-6218-1166
一般からのお問い合わせ: 電子材料本部
             TEL:06-6908-1131(大代表)受付(平日のみ) 8:50~17:30
凸版印刷株式会社
広報本部  TEL:03-3835-5635
株式会社巴川製紙所
精密塗工事業部 企画グループ TEL:054-256-4252 

以上

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