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Session

同期入社座談会

多くの企業同様、TOMOEGAWAでも、同期入社の仲間は特別な存在になります。ここでは、2022年に入社した4名に、これまでの経験や入社前後のギャップ、自身にとっての同期の存在、今後の目標などについて語り合ってもらいました。
Session01
苦労や大変さがあるから、
やりがいや醍醐味を感じられる
希望がかなって今年からトナーの営業部門に異動したけど、生産計画を考えるのが難しくて...。先々の受注見込みを予測するには、どのような複合機やコピー機が主流になっているのかなど、日々変動する市場を把握する必要があるんだよね。
私は情報収集に励んでカバーしているけど、みんなはどんな点に苦労してる?
さまざまな要求をひとつの製品に集約させるべく製品開発に臨んでるんだけど、「こちらを立てればあちらが立たず」というケースが多くて苦労してるんだよね。
実験がうまくいかなったときは、その理由を自分なりに追求してから周囲にアドバイスを仰ぐようにしてる。自分の頭で考えることが研究開発職の基本だと思ってるからね!
わかるなあ。使用する原料を変えることで既製品の改良に取り組んでいるけど、複数の要件を並び立たせるのは難しいよね。経験に基づく知見やノウハウが足りない状態だから、先輩と一緒に社内に蓄積された実験結果を紐解いて、応用できそうなヒントを模索してるよ。
実務のなかでは、お客様の要求すべてには応えきれないということも出てくるから、調整に苦労するよね。Cくんと一緒で、先輩方の取り組み方を参考にしながら、まずは自分で対応方法を考えるようにしてるよ。経験を重ねて世界が広がっていることを実感できるので、大変さはやりがいにもつながっていると思う。
Session02
若手でも自由に意見できて、
早い段階から職務を任せてもらえる
入社してみて、学生時代に抱いていたイメージとギャップはあった?私は会社組織というのは上の意向に沿って社員が動くものと想像していたから、新人でも意見を求められたり、それが受け入れられたりすることに驚いたなあ。ある新製品の名称を決める会議で提案してみたら採用されたことがあって!
すごいじゃん!そこまでじゃないけど、実験するうえで、これまでと違う原料を使ってみたいと進言したら、すぐに「やってみよう」となってさ。
あまりにあっさり意見が通ったから、こっちが驚いた(笑)。
大事なのは意見が有用かどうかで、年次や経験は無関係なんだなと思った。
確かに!今の職務に就いたとき、手入力の負担やエラーの多さが気になってデジタル化を提案してみたんだよね。何十年も同じパターンで続いてきた業務だから恐る恐るだったんだけど、「あなたが主導して変えてみようか!」となって。意見が通ったうえに任せてもらえたという意味で、二重の驚きだった!変化を恐れず、むしろ変えることに積極的なんだと分かって心強く思ったな。
若手でも意見しやすいという話は説明会や面接で聞いていたし、そこに期待して入社した側面もあったなあ。実際に経験するとやっぱりうれしかったよね!
個人的には、「技術者としていろんなことに挑戦できる」と入社前に聞いていたから、開発で具体的なテーマを紹介されて、よりワクワク感が強まった。
Session03
日々の職務を通じて成長の機会を得て、
高みへと歩みを続ける
半年くらい前に、製品の仕様に関するお客様からの問い合わせに対応した際、単独で受け答えできたんだよね。それまでは、上司や先輩に確認してから改めて回答というパターンを繰り返していたから、知識が身に付いたことを実感できてうれしかった。
みんながどんな場面で成長を感じているのか気になる!
私もCくんと似ているかな。お客様と商談する際は、上司や先輩のおまけという感じだったけど、最近になって名指しでお問い合わせやご依頼を受ける機会が増えてきて。こうなると、アクションも変化するんだよね。上司や先輩の指示に従うのではなく、自分で考えて動けるようになってきたよ。
去年のOJT期間中に指導担当の先輩が育休をとることになって、単独で開発業務にあたったことがあるんだ。生産現場や品質保証、生産管理など、社内のさまざまな部門とやりとり・調整をする必要があってさ...。
当時は大変だったけど、この経験を通じて「何を求められているのかを明らかにする」「相手の立場で考えて行動する」といった点の大切さを学べたよ。
それ以来、他部署とスムーズに連携できるようになったと思う!
私にも、Kくんのように同じような試練があったよ。指導担当の先輩の海外異動が決まって、急きょ大口の顧客企業を複数担当することになったの。
当初はチームメンバーにも助けてもらっていたけど、一人でこなせる業務が増えて、1カ月くらいでなんとか務まるようになってね。「自分でなんとかしなくちゃ」というシチュエーションに身を置くと、成長スピードが速まるんだなと思った。
Session04
同じ目線で助け合い、
励まし合えるから、同期の存在は特別
入社後、顔を合わせた当初はぎこちなかったことを思うと、こうしてざっくばらんに会話できているのは感慨深いよな(笑)
そうだね。新人研修で登山に行ったのが一番印象に残ってるよ。頂上で弁当を食べているときに会話が弾んで、一気に距離が縮まった気がする。
研修の緊張感から解放されたことで自然とオープンになれたのかも。Cくん・Kくんは静岡で、Wさんと私は東京と配属先が分かれたけど、機会を見つけて4人で集まるようになったもんね!
私は半年前に静岡で集まったときのことがいい思い出。私だけその日のうちに東京に戻る必要があったけど、3人で駅の改札まで見送りに来てくれたよね。何度振り返っても、みんなずっと手を振り続けてくれているからジーンとなった。国境をまたいで就職した私にとって、「独りじゃないんだ」と思えるのはすごく心強いし、ありがたいこと。
配属がバラバラだから、仕事で聞きたいことがあるときも助け合えるよね。特にKくんは同じ事業部だから、担当製品の仕様について気軽に質問できたり、最新の開発動向を教えてもらったりと、ずいぶん助かってる。本社に来ると聞いてサンプル品を持ってきてもらったこともあったね。感謝してます(笑)
実務では、営業部門やその先のお客様の要望や意向を聞ける機会が限られているから、こっちとしても助かるよ!
Kくんは、扱う製品は違っても同じ開発担当として苦労に共通項が多いよね。同じ静岡だから「今日はグチを聞いてもらおう」なんてことも少なくない(笑)
Session05
それぞれが自分なりに課題を見出し、
思い思いの道筋にまい進する
今後の目標についてはどう?僕は、最終的には開発のスペシャリストになりたい。
ただ、知見を広げる必要があると感じるから、製造部門や品質保証部門の職務も経験したいんだよね。その上で、開発部門に戻り、得た知識やノウハウを活かしたいと思ってるんだ。みんなは?
やっぱり開発のスペシャリストになりたいな。材料に関する知識を強化して、いま手がけている案件を単独でまわせるようになることが当面の目標だな。先の道筋は思案中だけど、製品開発がうまくいかないと、製品を販売する営業部門もうまくいかないし、その先のお客様も思うように事業展開できない。全関係者がハッピーになるよう貢献できる存在になりたいね。
私の当面の目標は、お客様から信頼を寄せられる営業担当になること。半導体業界で自分なりの人脈を構築して、対応力を高めていきたい。長期的なキャリアパスは描けていないので、営業として一定のレベルに達した後は、他部署の職務も幅広く経験してみたい。そんななかで、自分に向いている職務や、より熱意を注げる分野を見つけ出したいと思っているところ。
私は、海外駐在が一番の目標だよ。そのためには、海外事業を任せられるという説得力を身に付けないとね。最近、海外の顧客企業を担当させてもらえることになったので、まずはいまの担当職を通じてしっかり実績を積み上げていこうと思っている。道はそれぞれだけど、みんなで目指すところに到達したいよね。これからも頑張ろう!
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