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サステナビリティ

環境

TOMOEGAWAでは、生態系に配慮した資材調達や環境貢献活動の実施に加えて、世界遺産で有名な熊野山地に社有林を保有し、その保全や育成活動を積極的に行っております。また、地域の環境保全として全拠点において、事業所・工場周辺の清掃や、省エネ・排水の適正処理などに努めております。
更に化学物質や安全保障輸出管理などの各種法令や国際ルールに則して、原材料から製品、物流・廃棄に至るまで、サプライチェーン全体で万全の管理体制を構築しています。

社有林での保全活動

TOMOEGAWAは、和歌山県、三重県、奈良県の紀伊半島に3,031haの社有林を保有し、原料調達により伐採された跡地に植えたスギやヒノキを対象に保育事業を行い、大径材生産に向けた管理を行っております。また、成長した立木は伐採して活用し、その後は再び苗木を植える工程を循環させるサスティナブル「持続可能」な森林経営を目指しています。
森林の育成は長期にわたり、幾重にも作業を行うことで成長した後に木材などの林産物とし供給されます。TOMOEGAWA社有林では、植林されたスギ・ヒノキを対象に下刈り、除伐、枝打ち、間伐などの作業を立木の成長に応じて計画的に行い、健全な森林作りに努めています。

環境に配慮した製品群の開発

TOMOEGAWAは、環境関連を中心としたSDGsに貢献する製品の開発、拡充を進めています。原材料や省エネルギー、CO₂の発生抑制や削減など製品製造において環境に配慮するだけでなく、製品を使用していただくことにより、衛生改善、有害化学物質対策、廃棄物削減、沿岸・海洋保全、環境に配慮した技術・産業プロセスなどに貢献する製品群を「GREEN CHIP」と称してブランド展開を図っていきます。

  • SDGs:持続可能な開発目標。2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。

省エネへの取り組み

TOMOEGAWAでは、電力、ガスなど多くのエネルギーを使用して生産活動を行っていることから、2011年度から本格的に省エネ活動を展開し、エネルギーの無駄の削減、効率的な使用を進めてきました。これまで、エネルギー消費の少ない新鋭設備への更新、構内に分散していたエネルギー多消費設備の集約による効率化などを実施し、成果を上げてきました。
2019年度より、コジェネレーションシステム(ガスエンジン発電設備)の効率化に取り組んでいます。具体的には、温水として捨てていた熱エネルギーの一部を熱交換器で回収し、ボイラー給水の加温に有効活用しています。

  • コジェネレーションシステム:複数のエネルギーを同時に生産し供給するしくみのこと。
    発電装置を使って電気をつくり、次に、発電時に排出される熱や温水などを回収して無駄なく再利用するシステムです。

環境マネジメント

TOMOEGAWAでは、世界標準の環境マネジメントシステム(ISO14001)を運用して、お客様や地域の皆様を含むステークホルダーへ、事業活動を通じたご満足を提供する為に、継続的な業務品質向上と地球環境への配慮向上を行っています。

サステナビリティレポート 2024

TOMOEGAWAおよびTOMOEGAWAグループの社会・環境・ガバナンスに関する活動や経営情報を掲載しております。

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