企業活動を展開するうえで、法令を遵守し、企業倫理に則って行動することは、CSR(企業の社会的責任)を果たす大前提です。TOMOEGAWAでは、コーポレート・ガバナンス体制や内部統制体制のさらなる充実を図るとともに、従業員が満足・安心して働ける体制づくりに注力しております。
コーポレート・ガバナンス体制
TOMOEGAWAは、企業活動を支えているすべてのステークホルダーの利益を尊重し、持続的な成長を通じて企業価値を高め社会に貢献するエクセレント・カンパニーを目指しています。この実現のため、当社は、「監査等委員会設置会社」形態を採用し、コーポレート・ガバナンスを通じて経営の効率性、透明性及び公正性の確保とさらなる充実を図ることを重要な課題と捉え、積極的な情報開示、役割と責任の明確化によるスピーディーな意思決定、そして、客観的なチェック機能の強化に取り組んでいます。
内部統制の取り組み
TOMOEGAWAは、内部統制基本方針を定め、その体制構築を進めています。海外展開とともに複雑化するコンプライアンスとリスク管理に関する課題に対応するため、カテゴリーごとに責任部署を明確化し、当該部署が責任をもって実施する体制に変更しています。さらに、当社は監査等委員会の職務を補助する監査等委員会室を設置し、内部監査機能を移行しています。また、グループ単位での内部統制に関する横断的な統制ルールの制定等の見直しなども進めています。
法令順守(コンプライアンス)の活動
TOMOEGAWAは、当社が専有する機密情報管理および取引先等の第三者より入手した機密情報を保護し、適切な管理を行うため、機密情報管理規程を制定し、適時管理方法の見直しに取り組んでいます。
そして、番号法(マイナンバー制度)、個人情報保護法に対応した社内規程の整備、グループ企業を含めた周知や情報提供を実施しています。
パワーハラスメントに関する法律「労働施策総合推進法」(2019年5月29日改正)に対する社内体制の整備と従業員への周知、グループ企業も含めた研修活動を行っています。
内部通報制度
TOMOEGAWAでは内部通報窓口として「勇気の扉」を設置しています。相談・通報の方法はe-mail、社内メール、投書箱を用意しており、受付窓口は社内相談窓口、社外取締役及び弁護士となっています。
この内部通報制度の周知を目的として、当社及び国内グループ企業の従業員全員に年に一度「体験通報」(模擬通報)を実施しています。なお、相談・通報に関しての秘密は厳守されるとともに、公益通報者保護法に基づき、相談者・通報者に不利益が生じないよう、社内体制を整備しています。
サステナビリティレポート 2024
TOMOEGAWAおよびTOMOEGAWAグループの社会・環境・ガバナンスに関する活動や経営情報を掲載しております。