H.K
Interview05
リアルな現況を捕捉し
適格な将来予測に照らして
事業の成長を促す
H.K
iCasカンパニー企画室 電子材料グループ
2014年 新卒入社
文学部卒
入社動機
技術開発系でB to Bビジネスを手がけるメーカーに着目。採用担当がもっとも親切に接してくれたTOMOEGAWAに好印象を抱き、最初に内定が出たこともあり、入社を決めた。
学生に対して親身な会社なら
安心して仲間に加われる。
どのような活動を経て就職先を決めましたか。
さまざまな説明会に参加しているうちに、各業界のカラーを感じるようになりました。そこで着目したのが、製品開発が重要な位置づけにある素材メーカーや化学メーカーです。自身は文系ながら、開発に熱心な技術者が輝いて見えましたし、そのような人が多い会社なら、自分自身もやりがいを持って働けそうだと思ったからです。TOMOEGAWAの存在は、「半導体」をキーワードに検索するなかで知りました。最終的に就職先として選んだ理由は、採用担当者の方の対応です。実は、面接に向かう際に新幹線を乗り間違えて大遅刻したのですが、柔軟・親切に対応してくださいました。候補企業が横並びに見えていたなか、相手が学生でも親身になって対応してくれる会社なら、社員になっても安心できると思いました。
これまでのキャリアで特に印象に残っているのは?
入社2年目から従事した営業職です。プライベートでも人と仲良くなるのに時間がかかるタイプでしたが、顧客企業との距離を縮めてビジネスにつなげることが職務なので途方に暮れましたね。苦戦が続くなか、思い至ったのが「できないことを無理にやろうとするのではなく、自分のできることに注力してみよう」でした。アドリブで受け答えできないぶん、業務上求められそうなことを熟考し、しっかり準備を整えてから面談に臨むよう心がけたのです。すると、徐々にお客様から信頼を寄せていただけるようになりました。苦手なことでも自分なりに打開策を見いだせると実感できたことは、貴重な経験でした。結果を急がず、経験や気づきを重視して見守ってくださった当時の上司のおかげによるところが大きいと思っています。
さまざまな関係部署との
交流を通じ
エレクトロニクス事業の
成長を支える。
現在担当なさっている職務について
教えてください。
半導体用のテープやディスプレイ用の粘着フィルムなど、エレクトロニクス関連製品の事業企画を担当しています。実務では、新製品の立ち上げに必要な製造装置などの投資計画作成や売上に苦戦している既存製品の生産ライン集約などによるコスト削減、新製品の拡販に向けた戦略立案などに従事しています。取り組むテーマが無数に考えられるなか、経営陣の意図を汲み取って優先順位を付ける必要がある点に苦心しますね。半面、異動前の営業経験を活かしつつ、自身でプランニング・実行していける点では醍醐味を感じることができます。
職務を通じて
大切にしていることはなんですか。
現在の職務では、日々さまざまな部門の関係者とのやりとりをしていますが、誰と接するときも「まずは彼女に相談してみよう」と思ってもらえるような対応を心掛けています。もちろん、頼られる存在になりたいという想いもありますが、それだけではありません。事業戦略を考えて実行するうえでは、営業・開発・製造といったそれぞれの最前線で、今何が起きているのかという正しい現状把握が不可欠です。一方で、事業企画というポジションは、受け身でいると、特にネガティブな情報はタイムリーに入ってきにくいと感じています。そのため、上手くいっていない時や困っている時にこそ、「まずは彼女に相談してみよう」と思ってもらうことが大切だと考えています。
多様性を
認め合う風土があるから
各自の意見が
会社の成長につながる。
どのようなところが、TOMOEGAWAの強みだと思いますか?
多様性を受け入れる懐の深さですね。私自身、学生時代は周囲に溶け込めずに苦労することが多かったのですが、TOMOEGAWAでは自分らしく伸び伸びと仕事が出来ています。このような側面は、会議や打ち合わせでも感じられますよ。自分なりの軸を持っている人が多く、聞く側も全否定・即却下ということが無いので、遠慮や気兼ねなく様々な意見が出てきます。他者を尊重するという風土が根付いている証しだと思います。波風が立たないようお互い遠慮しながらの議論は、平均点以下の結果しか生まないもの。衝突が起きても、それぞれが軸を持って意見を出し合うことで、90点を超えるような大きな結果に繋がっていきます。こう考えると、多様性を受け入れる土壌が、会社の成長にもつながっていると思います。
目指しているのは、どのような社員像でしょう?
事業企画では、アカウンティングやファイナンスをはじめ、手がける製品のマーケットや技術面など、広範な知識が求められます。所属部門長は私と同じ文系出身なのですが、技術系社員から専門性の高い話題が出ても、しっかり受け止めたうえで自身の意見を述べていらっしゃいます。そういう姿を見ると、とても憧れますし、同じ境地を目指しているところです。知見を広げる手段として、他部署の社員と話していて分からないワードが出てきたら控えておき、必ず後から自分なりに調べるように心がけています。少しずつながら、上長に自ら進言できる分野が増えてきたと実感しているので、引き続き知識を強化しながら分析や企画立案のレベルを高めていきたいと思っています。
One Day Schedule
  • 9:00
    資料作成
    午後の設備投資ミーティングに向け、資料を作成。
  • 10:00
    営業と
    ミーティング
    来年度以降の販売計画や市況予測について、営業担当からヒアリング。
  • 12:00
    昼食
    デスクでお弁当を食べるのが通例。
  • 13:00
    企画グループで
    ミーティング
    企画グループは静岡と東京にあるので、毎日ミーティングを実施している。担当案件の進捗状況などを共有。
  • 13:30
    開発部門と
    ミーティング
    週に一度の開発部門との打ち合わせ。接着関係の新製品開発について、開発の進捗や課題について議論。
  • 14:30
    設備投資
    ミーティング
    新製品の設備投資の進め方について議論。
  • 16:00
    来年度予測整理
    午前に営業担当からヒアリングした情報をもとに、来年度予測を整理。整理したデータをもとに、営業メンバーと再度擦り合わせる。
  • 17:00
    メルマガ文案作成
    展示会出展の案内をメールマガジンで配信するため、文案を作成。
  • 18:00
    HPリバイス
    新拠点の情報をHPに掲載するため、ページレイアウトを考案して社外パートナーに送信。
  • 18:00
    退社
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