M.Y
Interview08
ワークもライフも充実させて、
長く働き続ける。
その前例になりたい。
M.Y
iCasカンパニー 開発本部 新事業開発グループ
2017年 新卒入社
医学工学総合教育部 応用化学専攻修了
入社動機
化学を軸に、幅広い技術に触れたいと考えて志望。主力分野である紙、高機能シートが大学時代に研究したナノファイバーと同じ分野であったことも興味を抱くキッカケとなった。
想像以上だった
技術フィールドの広がり
どうしてTOMOEGAWAに関心を持ったのでか?
大学では化学を専攻しており、なかでも高分子素材のナノファイバーを研究していました。そのため、紙や金属シートなどの形で同じファイバーを扱う会社として、TOMOEGAWAに親近感を持ちました。さらに「抄紙」だけでなく、「粘着」や「粉体」など多様な技術を持っているため、「自分の視野を広げられるに違いない」という期待感もありました。実際に入社してみると、保有技術の幅広さは想像以上でした。化学だけでなく、電気、機械といった領域に触れることができて、大変刺激を受けています。化学の勉強では学ぶことがなかった図面作成にも携わるなど、自分でも予想できなかった展開を楽しんでいます。
現在の担当業務について教えてください。
現在は、TOMOEGAWAが培ってきた抄紙・塗工・粉体・粘接着技術を軸に、新しいビジネス価値の創造を目指す新事業開発グループに所属しており、電子回路に使われるモジュール関連製品の開発に携わっています。お客様のご要望に沿った製品を開発するために、チームメンバーと協力しながら、日々アイデアを発案し、実験やシミュレーションをもとにした検討を重ねています。また、お客様との定期的なミーティングがあり、お客様に実験の結果を報告し、問題点を共有しながら、開発を前に進めます。さらに、CADツールを使った図面の作成や検図にも携わっています。
チームの力で突破する
そんな企業文化がある
大変さや面白さは
どんなところにありますか?
開発というのは、思った通りにいかないことの方が多い仕事です。特に、TOMOEGAWAが会社としても今までにやったことがない技術に挑戦する場合は、つまずく確率が高くなります。やったことがない、つまり頼りになるマニュアルがない中で、正解を求めてトライ&エラーを繰り返さなくてはなりません。それでも諦めることなく、1 つ1 つの課題に粘り強く取り組んで、お客様の評価をクリアして、製品化に向けて前進することができると、それまでの苦労が報われる気がします。
これまでに
どのような壁がありましたか?
以前担当していた開発案件で、何度対策を考えても不具合が起こってしまい、求められた機能が出せないことがありました。あの時は、チームで力を合わせたことで壁を乗り越えることができました。いろいろな部署のメンバーと知恵を出し合うとともに、基本に立ち戻って、ひとつひとつの課題をクリアすることに撤することで、自分一人の力ではまったく切り拓けなかった道が見つかりました。こうしたチームの力は、TOMOEGAWAの一番の強みです。個の力だけでなく、チームの力で成し遂げる企業文化を持つことが、多くのお客様からパートナーに選んでいただける開発力につながっていると思います。
周囲を巻き込んで、
開発の最短距離を見つける
仕事で、大切にしていることを教えてください。
私がテーマにしているのは、「開発の最短距離をいかに見つけるか?」。開発業務は、たくさんの実験や検討を積み重ねるわけですが、ただ闇雲に取り組んでいては時間がどれだけあっても足りません。目指すゴールに早く近づくことができるよう、確度の高い取り組みを優先しています。とはいえ、確度を見極めるために必要な経験や知識を身に着けることは、一朝一夕にはできません。ですから自分で勉強に励むとともに、知見を持っている周囲の皆さんを巻き込むことが大切になります。人生を全力で楽しむためにも、これからも仕事の進め方の効率化を常に考えて実践していきます。
今後は、どんなキャリアを描いていますか?
TOMOEGAWAに入社してよかったことのひとつが、「働きやすい環境」を得られたことです。プライベートと仕事のバランスがとりやすい環境で働くことができているので、限られた時間の中でパフォーマンスをあげなくてはと思います。世の中では、プライベートの時間をきちんと確保しつつ、自分のキャリアを作っていくことが更に当たり前になり、それに応じてワーク&ライフスタイルの選択肢が広がっていくでしょう。そうした流れの中で、この会社なら次世代の働き方を、積極的に取り入れていけるのではないかと感じています。
TOMOEGAWAで今後挑みたいことは
人によっては、開発職には出張や長時間労働のイメージがあるかもしれません。ただ、Web 会議システムなど生産性を高めるインフラは整ってきていますから、限られた時間の中で同じ価値を創り出すことは十分に可能です。プライベートも充実させながら今後もキャリアを重ねて、自分の人生を充実させていきたいですね。
One Day Schedule
  • 8:30
    出社
    チームメンバーと開発案件の進捗状況やTodo を確認。
  • 9:00
    検討内容考案
    Web会議も活用し、他拠点チームメンバーと開発案件の検討。
  • 10:30
    図面業務
    シミュレーション用の図面作図、外部提出用の図面作図。
  • 12:00
    昼休み
    散歩がてら、事業所内の売店へ昼食を買いに。
  • 13:00
    シミュレーション
    業務
    午前中に作図した図面を元に、シミュレーションを実施。
  • 15:00
    資料作成
    お客様との打合せで検討結果を報告するための資料を作成。
    自身のシミュレーション結果や、チームメンバーの検討結果のまとめ。
  • 17:00
    退社
    自宅周辺をランニングした後、家事をする。
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