サステナビリティ

社会

TOMOEGAWAでは、事業運営の根幹は「人財」にあるという考えの下、企業の継続的発展と新たな成長領域にチャレンジできる人財の育成を行っています。従業員が自主的に自己啓発や能力開発に取り組み、各人の自己実現を達成できるよう、きめ細かな仕組みを整え、必要な支援を実施しています。

消費者課題・品質保証

TOMOEGAWAでは、世界標準の品質マネジメントシステム(ISO9001)と環境マネジメントシステム(ISO14001)を運用して、お客様や地域の皆様を含むステークホルダーへ、事業活動を通じたご満足を提供する為に、継続的な業務品質向上と地球環境への配慮向上を行っています。

マネジメントシステム

最近、TOMOEGAWAでは自動車関連の開発や自動車業界のお客様からのお問い合わせが増加しています。これまでのお客様に加えて、新しくお付き合い頂いている自動車業界のお客様に、安心と安全についてご満足頂くため、現在当社のベースとなっているISO9001/14001の体制に加えてIATF16949に準じた体制構築に取り組んでいます。

  • IATF16949はIATF(国際自動車産業特別委員会)が作成したものであり、その内容は「欠陥の予防」と「バラツキとムダの削減」を達成するための自動車産業の際的な品質マネジメントシステムとなっています。ISO9001:2015が前提にあり、セットで運用されます。

責任ある原料調達

環境保全および持続可能な森林経営の推進

TOMOEGAWAでは、抄紙製品の原材料である木材調達を通じて環境保全および持続可能な森林経営の推進に取り組んでおります。一部の製品で世界的な森林認証制度であるFSC®(Forest Stewardship Council®)認証を得ています。(FSC®C081650)

中核的労働要求事項に基づく方針声明

株式会社巴川コーポレーションでは以下の方針を表明します。

  • 児童労働の禁止
  • 強制労働の禁止
  • 雇用及び職業における差別の撤廃
  • 結社の自由と団体交渉権の尊重

サステナブル調達の推進

1.サステナブル調達ガイドライン

株式会社巴川コーポレーションでは、社会の持続可能な成長に貢献することを目的に、企業の社会的責任(CSR)への取り組みを、仕入先・業務委託先の皆様と協力してサプライチェーン全体に拡げる持続可能な調達(サステナブル調達)活動として推進しています。
本ガイドラインは「TOMOEGAWAサステナビリティ基本方針」の思想の基に「調達基本方針」と「サステナブル調達基準」からなり、株式会社巴川コーポレーションが購入や賃借等の手段により、事業活動を行う上で、必要となる物品、サービスを取りそろえる際に適用するものとします。従って、本ガイドラインは調達を主管する部署に留まらず、株式会社巴川コーポレーションの全部署を対象とします。なお、本ガイドラインにおいては、資金の調達は適用対象外とします。
また、本ガイドラインは、国際規範や各国の法令並びに企業が社会から共通して求められている事項を踏まえて、当社として仕入先様に遵守頂きたい事項でもあります。
仕入先様におかれましては、本ガイドラインの内容をよくご理解いただいたうえで、その内容を実践し、当社の持続可能な調達活動への一層のご理解とご協力をお願いいたします。

調達基本方針

株式会社巴川コーポレーションはお客様や仕入先様をはじめとするステークホルダーの皆様から信頼され、選ばれる企業であるために、調達活動においても企業の社会的責任を果たします。

  • 私たちは、すべての仕入先様、業務委託先様に対して公平に窓口を開放します。
  • 私たちは、国内外の諸法規を遵守し、企業倫理に基づいた公正な取引を行います。
  • 私たちは、調達活動を通じて得た情報は厳格に管理します。
  • 私たちは、環境保全と環境への負荷軽減に努めます。
  • 私たちは、市場ニーズに応えるため品質、コスト、供給を追及します。
  • 私たちは、仕入先様と業務委託先様の相互協力と信頼関係の構築に努めます。
  • 私たちは、サステナブル調達への取り組みをサプライチェーン全体で推進します。

サステナブル調達ガイドライン

お問合せ・ご相談窓口

2.グリーン調達基準書

本基準書では、グリーン調達に関する当社の基本的な考え方とその管理基準及び運用内容について示し、化学物質関連法令順守、顧客要求事項満足及び環境負荷低減のために、サプライチェーン全体で製品含有化学物質の適切な管理を実践することを目的としています。

グリーン調達基準書

人財育成

TOMOEGAWAが掲げる創業精神は第一項に「誠実:我々は人に対しても事業に対しても誠実を旨とする」としています。この「人に対する誠実」の一環として、当社は「一流人財の育成」を目指し従業員教育に取り組んでいます。

グローバル人財の育成

当社では、海外要員制度と称して、海外駐在員、または海外サポート要員として従事可能な、人財の育成に力を入れ、英語や中国語をはじめとする語学教育及びグローバル人財教育をサポートしています。
また、海外で採用した外国籍の社員が日本でも活躍できるよう、日本語学習のサポートも行なっています。外国籍社員が、海外要員として日本語学習に励み、日本語能力試験(N1)に合格するなど大いに成果を上げています。
この海外要員制度を卒業し、実際に海外関連業務に従事する者や、海外赴任する従業員も複数存在しています。

主任研修(プレリーダー・リーダーシップ・マネジメント)

当社では、会社の中軸社員である主任層が第一線で活躍することを期待して、各資格ごとの役割を理解し、職場で実践するためのノウハウを学ぶ研修を行っています。
具体的には、主任としてのマインドセット、後輩指導、チームマネジメント等を学びます。
2021年度はコロナ禍ということもあり、オンラインを活用し、感染対策を十分とった上で実施しました。

受講者の声

  • 主任としての役割や心構えを理解する良い機会となった。
  • 後輩指導のヒントをつかむことができた。(特に話を聴くこと、相手を知ることが重要)
  • 他の受講者との会話を通じ、後輩にも様々なタイプがいることが分かった。後輩の個性に合わせた指導方法を実践していきたい。
  • チームメンバーの目線に立って、やりがい・モチベーションを高められるマネジメントを行なっていきたい。

安全・防災・BCP

TOMOEGAWAでは、「安全最優先の徹底」を重要課題に掲げています。経営トップから現業職場の全員が参加し、無災害達成に向けて「ゼロ」災活動や「ゼロ」災職場の形成に取り組んでいます。安全衛生活動には、国内はもとより海外のグループ会社も含めたグループ全体で取り組んでいます。また災害時の対応やBCPにも注力しています。

安全

TOMOEGAWAは従来の安全衛生委員会での活動の外に、2017年度から新設された安全審議委員会にて、部門・グループを横断した体制で、労災の是正と再発防止の取り組みを強化しています。

防災・BCP

TOMOEGAWAでは、毎年、静岡事業所・清水事業所・東京本社と、各所に設定したテーマに沿った防災訓練を実施しています。
また、自然災害・テロ・地震・火災等の緊急時においても、早期に復旧し事業を継続するために「事業継続計画」(BCP:Business Continuity Plan)を整備し、継続的に見直しを行っています。

コミュニティへの参画

TOMOEGAWAでは、積極的な交流・対話を通じて、事業活動への理解を深めていただくとともに、地域社会の活性化に向けてさまざまな取り組みを展開しております。TOMOEGAWAがその地域にあることにより、ステークホルダーの皆様に喜ばれる企業でありたいと活動しております。

地域貢献活動

TOMOEGAWAは、地域の清掃活動やイベントへの協力、大学等教育機関からの、工場見学の受け入れなど、近隣住民の皆様との交流を通じ地域に貢献する活動を行っています。

清水エスパルスをサポート

当社は、広告協賛等を通じて、Jリーグ「清水エスパルス」のサポートを長年続けています。今年度も、引き続き清水エスパルスのホームグランドである「IAIスタジアム日本平」にTOMOEGAWAのアドボードを掲出し、清水エスパルスを応援します。

社会・環境報告書 2023

TOMOEGAWAおよびTOMOEGAWAグループのさまざまな社会・環境活動や経営情報を、毎年発行している「社会・環境報告書」よりご紹介いたします。

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