エレクトロニクス関連製品接着・封止用 半硬化タイプ接着剤
接着・封止用半硬化型接着剤 「エレファンCS」 は、熱硬化型エポキシ樹脂を用いた接着剤です。
各種ご指定部材(ガラス、プラスチック、メタル、セラミック、フィルム等)に接着剤を必要な箇所だけにパターニング印刷により塗布し、室温保存可能なBステージ(半硬化状態)に制御した接着剤付き部材として提供します。
被着材料と加熱、加圧する事により容易に溶融接着するため、仮止め接着材料としても適用でき、さらに加熱することで硬化が進み、高い接着シール性を発揮します。
液状接着剤を使用している場合と比べ、塗布工程の簡略化、液ダレ防止、はみ出し制御が可能です。
電子部品から自動車・電池まで、接着・封止をキーワードとする様々な分野にご検討いただけます。
特長 1半硬化タイプ接着剤プリコート
室温時では固形、加熱すると溶融するホットメルト接着剤です。
→室温まで冷却すると再固化し、仮接着できます。
→高温加熱を続ける事で硬化し、強固な接着、シール性が得られます。
硬化後は気密性、耐熱性、耐水耐湿性、絶縁性、接着性に優れます。
特長 2印刷パターニング化
全面塗布から微細パターンまで接着剤の塗布領域を自由に設定できます。最小塗布幅0.15mm~より対応可能です。
接着剤印刷パターン例






特長 3ダイシング加工・ダスト管理
基材のダイシング、数μレベルでのダスト管理に対応します。
データ
組成 | エポキシ系 |
---|---|
仮接着温度 | 50~70℃ |
硬化温度 | 90~150℃ |
気密性 | 1.0×10-9[Pa・m3/s] |
連続耐熱温度 | 200℃ |
5%重量減少温度 | 380℃ |
※データは代表値であり、保証値ではありません。