熱・電気・電磁波コントロール関連製品熱伝導性電磁波吸収グリース
放熱性を維持しながらミリ波帯域ノイズに対応した電磁波吸収グリース
近年、自動車分野でのADAS(先進運転支援システム)や自動運転の進展、情報通信分野での第5世代通信移動システム(5G)の本格的な実用化により電子デバイス製品のミリ波特性向上だけでなく、放熱対策も求められております。「熱伝導性電磁波吸収グリース」はミリ波帯域(20~110GHz)をターゲットに電磁波吸収特性も持たせながら、さらに放熱効果がある複合機能性グリースです。電子機器が発する周波数に合わせ、ユーザー様のご要望にカスタマイズが可能です。
特長 1電磁波吸収(ミリ波帯域:20~110GHz)だけでなく放熱特性も付与
- グリース状にミリ波帯域での電磁波吸収と熱伝導の両性能を持たせ、発熱体と筐体・冷却部材の間に充填することにより、優れた電磁波吸収特性と熱伝導性を発揮することが可能となり、かつ複雑な形状にも対応可能
特長 2ミリ波帯域での電磁波吸収特性のカスタマイズが可能
- 当社の処方設計技術で顧客ニーズに合わせた電磁波吸収特性をカスタマイズしてご提案
用途例:ミリ波レーダー、ミリ波センサー、高速大容量通信用途
特長 3一液タイプ、二液タイプの選択が可能
- 一液タイプ、二液タイプのラインナップ拡充により、お客様の設備に合わせてご提案可能
データ
項目 | 数値 |
---|---|
周 波 帯 域 | 20~110GHz |
熱 伝 導 率 | 3.5W/m・k |
直流体積抵抗率 | 109Ωcm以上 |
誘 電 正 接 | 0.4以上 |
当社開発グリース
放熱・電磁波対策が同時に可能
当社開発グリース
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