新規事業推進製品コンバージョンシート
加熱によりプラスチックのような風合いに変化する紙 (PET混抄紙)
加熱前は紙のような柔軟性を備えていることから、任意の形状に変形が可能です。また、その形状を保持したまま加熱することで、熱溶融繊維同士が接着し、強度や耐水性などプラスチックの特性を発現します。更に、紙の隙間に熱溶融繊維が溶けて埋まっていくことで、基板等の凹凸に沿ってプラスチック化することが可能です。
特長 1加工温度制御可能(低温80℃~)
- 80℃からの低温加工が可能で、熱溶融繊維の最適化により、加工温度を選びません。
特長 2凹凸追従性
- 熱溶融繊維が紙の隙間に埋まる特性があることにより、凹凸に沿った成形加工が可能。
- 表面への微細な凹凸加工も可能(エンボス加工など)。
特長 3様々な形状での固定が容易
- 紙のような柔軟性を活かして様々な形状に変形可能
用途例
- ICカード
- ハーネスなどの固定材