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第19回 日本フラックス成長研究会発表会 優秀発表賞を受賞

2026年3月13日

株式会社巴川コーポレーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:井上善雄) iCasカンパニー 開発本部 FFS開発チーム 荒島純弥が、2025年12月5日に開催された第19回日本フラックス成長研究発表会にて優秀発表賞を受賞しました。
発表タイトルは、「前駆体テンプレートを利用した一次元六方晶窒化ホウ素結晶のフラックス育成とその形状制御因子の探索」です。

なお本件については、当社社員の荒島が博士課程派遣制度を利用して現在在籍している国立大学法人 信州大学からもニュースリリースされています。
URL:https://www.shinshu-u.ac.jp/topics/2026/02/19-5.html

日本フラックス成長研究発表会の概要

開催日

2025年12月5日(金)

開催場所

東京理科大学 森戸記念館(東京都新宿区神楽坂4-2-2)

主催

日本フラックス成長研究会,東京理科大学 スペースシステム創造研究センター

URL

当社社員の受賞概要

受賞名

第19回日本フラックス成長研究発表会 優秀発表賞

受賞者

株式会社巴川コーポレーション iCasカンパニー開発本部 FFS開発チーム
国立大学法人信州大学 大学院 総合医理工学研究科 総合理工学専攻 物質創成科学分野2年
荒島純弥

発表タイトル

前駆体テンプレートを利用した一次元六方晶窒化ホウ素結晶のフラックス育成とその形状制御因子の探索

研究背景・展望

研究テーマについて

小型電子機器の性能が向上するに伴い、避けて通れないのが「発熱」の問題です。
そこで電気絶縁性、低熱膨張性、熱伝導性を併せ持つ「六方晶窒化ホウ素(h-BN)」が注目されています。
しかし、h-BNは結晶の向きによって熱伝導性が大きく異なり、一般的な鱗片状の形では、熱が流れやすい方向にそろえて形成することが難しいという課題がありました。
本研究では、この課題に対し、熱が流れやすい経路を作りやすい一次元状のh-BN結晶を簡便な「フラックス法」という技術で育成することに成功しました。
この成果は、効率的な熱輸送ネットワークの構築に向けた、新たな材料作成指針としての活用が期待されます。

受賞者より~今後の展望

本研究の成果は、当社のコーポレートブランド「iCas(アイキャス)」領域との親和性が高く、将来的に展開していける可能性があります。
今後は、結晶が成長するメカニズムの解明など、基礎研究をさらに進めることで、実用化や他の材料への応用にも発展させていきたいと考えています。
今回得られた知見を基に一次元結晶の成長指針を他の材料にも応用できれば、新しい無機繊維材料の創出にもつながる可能性があります。これらの展開を見据え、引き続き研究に取り組んでまいります。

当社の博士課程派遣制度について

当社の博士課程派遣制度は、社員が大学院博士課程で高度な専門知識や研究力を身につけ、社内の技術力強化や新しい研究領域の創出につなげることを目的としています。
大学との連携により先端技術にアクセスでき、社内の研究開発に新しい視点や手法を取り入れられる点も大きな特徴です。
また本制度では、一般の社員と同様に給与収入や住居補助を受けながら、大学院での研究活動や講義に必要な時間が確保されるほか、学費も全額補助されるなど、博士課程の研究に集中できる環境が整えられています。

以上

お問い合わせ先:株式会社巴川コーポレーション
iCasカンパニー 開発本部

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