機能性シート製品セラミックシート

クッション性・柔軟性を備え、様々な厚みや硬さに応じたシートを製造可能

左から、耐熱ロックウール、AESウール、アルミナファイバーをシート化したもの

耐熱ロックウール、AES(アルカリアースシリケート)ウール、アルミナファイバー等、セラミックファイバーに少量の有機バインダーを添加しシート化することが可能です。主体となる原料を損なわないため、その特性を最大限に引き出す事が可能で幅広い用途で使用されています。
(有機バインダーを含むため、初期加熱時に煙やガスが発生する場合があります。)

※セラミックファイバーはアルミナ・シリカを主成分とした人工的に造られた無機繊維であり、非晶質リフラクトリーセラミックファイバー(RCF)と、生体溶解性のAESウール、多結晶のアルミナファイバーに大別されます。
RCFは2015年11月1日から特定化学物質予防規則(特化則)の第2物質類に追加され、以降厳しい取扱規制を受けており、現在では代替材料としてAESウールを使用することが一般的になっています。


特長 1ショット量のコントロール

  • 原料のバルク繊維に含まれるショット(未繊維化物)を除去/低減することで、シートが滑らかに仕上がります。

特長 2加工性、柔軟性

  • ハサミやカッターで容易にカットが可能です。
  • シートの硬さをコントロールでき、打抜き性や巻付け性等のニーズへ対応可能です。

特長 3厚さ・シート幅の調整

  • シートの厚さを0.5~6mmの範囲で調整可能です。(左記以外はお問合せください。)
  • シート幅は最大1,200mmまで対応可能です。

用途例

  • 各種燃焼機器の断熱材、高温部クッション材、ガスケット・パッキン材
  • 金属・セラミック等の熱処理工程、目地材、各種電池等の断熱材

TOMOEGAWAでは、お客様からのご依頼を受けて様々な無機材料のシート化の設計・開発を行っております。
セラミックファイバーに限らず、無機粉体を繊維に担持(たんじ)させたシートの製造も可能です。繊維が粉体を保持した状態でシート化するため、粉体の特性をそのまま活かしたシートとすることが可能です。

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